動線と収納を最適化すれば住みやすい家になる

家造りの設計プランで特に重要なのは間取りで、生活の利便性に直結してくる問題です。動線を考えるうえでは、いかに人との接触を避けるかがポイントです。人が混雑しやすい場所はスペースに余裕を持たせるようにし、通路で渋滞を起こさないようにしましょう。動線はシンプルであるほどよく、これは室内の移動距離を抑えられるからです。当然ながら移動距離が長くなるほど、疲労やストレスを生んでしまうでしょう。収納も動線に影響してくるので、適切な場所に必要なスペースを確保してください。例えば収納スペースが著しく少ないと、室内にモノが散乱して部屋が狭くなります。通路を移動するときに身体を横にしないと通過できないといった状況はストレスになるでしょう。十分な収納スペースを設けることは、部屋を広く快適に使用するための基本です。

土地探しではシミュレーションが必須

家造りといえば建物にばかり目が行ってしまうかもしれませんが、土地も非常に大切なポイントです。ひとたび土地に家を建ててしまうと、あとから家だけを移動させることはできません。家はリフォームやリノベーション、建て替えが行えますが、土地はそうはいかないのです。不便な立地に家を建てると、生活全般に不便が生じてしまいます。例えば病院通いをしている高齢者がいるならば、病院が遠すぎると不便でしょう。子どもが徒歩で通学するならば、見通しのよい場所に家を建てるのが好ましいです。家族一人ひとりが生活する場面をイメージしつつ、土地探しをしていく必要があるわけです。

2000万の家を建てる際、最初に坪数に応じた間取りを検討します。3LDKから4LDKの間取りで設計することが出来ます。